ゆきさん5月17日の日記にコメントありがとうございます。
なんかすごい怒らせてしまったみたいですね。
文章能力があまりないので
私のいいたいことが伝わるかわかりませんが質問にお答えします。
>あなたがアメリカを嫌うのも自由だし、あなたの人生が終わるまでアメリカを嫌い続けてもらいたいし、
どんな事があったとしてもアメリカ人だと言うだけでアメリカを憎み続けてもらいたいんですが
とありますが、私はアメリカを憎んでいません。
むしろ憎しみからは何も生まれないと思っている人です。
イラクに対しテロとの戦いということで
アメリカは武力で解決する方法を選択しました。
日本もこれを支持しました。
(私も含め日本国民の過半数は反対だったにもかかわらず)
ただ、自衛隊も一緒になって攻撃することはありませんでした。
それは憲法九条があるからです。
「アメリカと一緒になって」としたのは憲法が改悪された場合、
安保条約5条によって自衛隊も戦争に駆りだされることになるからです。
どうしようもなく悲しいことがあった時に判断能力を失うことがあると思います。
テロにより何千人もの人を一瞬にして失ったアメリカが
怒りと憎しみにより反撃をしたくなる気持ちもわかります。
そういう時に日本が
『武力によっては何の解決にもなりません。
むしろ憎しみが連鎖するだけです。
戦争で傷つくのは何の罪もない一般市民です。そこに正義はありません。
それは辛いテロを経験したアメリカ人だからこそわかると思うのです。
辛い思いはあなたたちまででストップさせましょう。連鎖をたちきりましょう。』
とあらゆる手段を使って、何度も何度も耳にタコができるくらい、
「もう、わかったよ。日本ってうるさい国だなぁ。攻撃しなきゃいいんだろ。
だからもう電話かけてくるなよ!」といわれるくらい
アメリカ政府アメリカの人々に訴えて、
なんとしてもイラクへの攻撃をとめるべきでした。
九条をもつ国として一切の武力を放棄することを宣言している日本には
そういう役割を果たしてもらいたいのです。
戦争は本当にお互いが傷つくだけで悲惨なものなのですから。
絶対してはいけないのです。
本当の友達なら攻撃を支持するべきではないのです。
武力攻撃を容認した点で日本に大きな責任があります。
>何でアメリカが人を殺したがってるって思うのかがプチ疑問です。
とありますが、
私はアメリカだけでなく人を殺しがってる国は
一つも存在しないと思っています。
私の文からそう読み取ってしまわれたのなら
不快な思いをさせてしまってすみません。
日本の憲法の前文の
「日本国民は、恒久の平和を念願し、
人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
われらの安全と生存を保持しようと決意した。」
という部分が私は大好きなのですが、
信頼してるからこそ9条によって戦力の放棄ができるわけなんです。
(実際は徹底的に戦力が放棄されているとはいえないところが悲しいですが)
人を殺したいという理由で戦争をする国はないと思うんです。
ただ理由はどうあれ戦争するということは必ず死傷者がでます。
想像力をもっと働かせてほしいとは切に思います。
日本もかつて過ちを侵しました。
イラクの攻撃でアメリカも過ちを侵しました。
日本は戦争を放棄した9条がストッパーになっているので
60年間戦争をしなかった。そして人を殺さなかった。
今、九条改憲を首相が平気でいいます。
九条を変えることでかつての過ちを犯す危険が高まることを危惧しています。
>私ら人を殺す事で喜んでるとは思ってないし、
人を殺す事で日本よりも格段に重い罪を償わなければいけないシステムがあるけど、そんなに私らの事が憎いですか?
>どこをどう見たら私らが人を殺す事で喜んでるって思いますか?
人を殺す事で喜ぶ人なんていないと思います。
人を殺す事で日本よりも格段に重い罪を償わなければいけないシステムとはなんでしょうか?憎しみによる報復ということでしょうか?
私はアメリカを憎いと思ったことはありません。
前述したように憎しみからは何も生まれないと考えるからです。
ただ実際に恋人を殺されたり親友を殺されたり家族を殺されたりして
憎く思ってしまう人が少なからずいることも確かです。
アメリカの兵士がイラクの兵士を殺した場合その兵士の家族は
アメリカの兵士を憎むだけでなくアメリカを憎むことになるかもしれません。
戦争はそうやって憎しみが連鎖し戦渦が拡大しどちらかが力尽きるまで永遠と続くのです。
しかも戦争が終わっても憎しみは受け継がれていき関係を修復するのは大変困難となります。
ですから戦争だけは絶対避けなければならないのです。
そして連鎖をたちきるのはもし武力攻撃されたとしても武力で反撃しないことです。
どの国もたとえどんな理由があっても戦争はしないことです。
勇気をもって武力によっては反撃しないことを選択した時、
それが平和への確実な第一歩になる思います。
私はアメリカ人だけでなく人間が好きです。
偶然にも同じ星で同じ時代に生きてる人。
皆、同じ地球に住む仲間。
仲間だからこそ幸せに人生を楽しく過ごしてほしいとお互いに思ってるはず。
しかし、今は残念ながら皆が幸せとはいえないでしょう。
飢えや貧困により生きていけない人もいます。
それが戦争によって引き起こされている場合もあります。
それは間違いなく人災です。
人災は避けられます。
世界の軍事費をすべて飢えや貧困対策にあてたら解決できる
という話しを聞いたことがあります。
みんなが幸せで笑顔でいてほしい。
そうなるような社会を築いていきたい。
ただそれだけなんです。
九条を変えることはそれと逆行するので反対しているのです。
戦争をなくして憎しみのない世界を望む私が人を憎むことはありません。
>あなたの人生なんだから、あなたは徹底的に私らを憎み続けてればいい事なんだけど、
どこの部分を直せば私らアメリカ人を認めてくれるのかを教えてもらえたら嬉しいです。
私の人生なので徹底的に憎み続けることは放棄させていただきます(笑)
というか、憎しみの感情がないので憎しみ続けることはそもそもできません。
アメリカ人を愛し続けることはあっても憎しみ続けるなんてことはないでしょう。
繰り返しになりますが私は憎しみに何の価値も見出せないのです。
アメリカ人を認めてないなんてことはありません。
そもそも私は人を認めるとか認めないとかという判断をしたことはありません。
私の文からアメリカ人を否定したように感じたならすみません。
どんな人もどんな国もいい所もあるし直さなくてはいけない所もあると思います。
それを前提にして人も国同士もつきあっていけば良好な関係が築けると思うのです。
お互いが寛容になり相手が間違ったことをしても
許すことができる関係って素敵ですよね。
アメリカ人、その代表である政府や大統領が
九条の理念を日本と共有して
一緒に戦争を放棄してくれたら嬉しいです。
核の放棄も率先して実行してくれたら嬉しいです。
直したから認めるとか認めないとかじゃなくて
そういう風になってくれたらいいなぁと思います。
私の希望です。そしてそれは実現可能だと思っています。
相当時間をかけて、今この返信を書き終わりました。
時間をかけても悲しいかな文章がいきなり上達するわけじゃないんですよね。
長々と書いただけでゆきさんの質問に対する的確な答えになっていないかもしれません。
伝えたいことを書くのは大変難しいとあたらめて実感しました。
しばらく文を書く修行をしたいと思います。
修行してもうまくならないよといわれそうですが、
努力だけでもしたいと思います。
そのため更新はしばらくストップしたいと思います。
最初から更新はあまりしていませんでしたが(笑)